茶道のお稽古を始める時に必要な物の一つに扇子があります。
普通の扇子の使用目的、涼しさを呼ぶものではなく、挨拶を大事にする茶道では、人と挨拶をする時、前に置いて相手との間を扇子で区切り一歩引いた気持ちを表すために、又、茶室に入る時、茶席に入り座ると後ろに置き自分の席を示す時、床の間の拝見や席入りの時炉中、荘り物の拝見する時等々いつも身に着けてその折その折できちんと使いたいものです。最初に持つ扇子には利休百首、茶杓の型の色々、利休居士道歌、千家十職などが書かれた物があり、竹製のものがお勧めです。
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