暑中お見舞い申し上げます 毎年日本の夏は高温を記録して日本が亜熱帯化しているように感じています 茶道では夏のお点前を毎年します 洗い茶巾、平茶碗に水を汲み見た目に涼しさを感じていただく 葉蓋は梶の葉を水差しの蓋の代わりに使って自然の涼しさや優雅さを表現しているのではと思います 名水点は朝早くお客様のために湧水を用意しそのお水でお茶をたてて楽しんでいただく 亭主のこころ遣いがよくわかる心温まるお点前です 忙しい現代の日常と違って昔の優雅さや楽しみ方があふれるお点前と毎年感じます 生徒の皆さんもこのお点前が好きで今年も季節を感じながらお点前に励んでいます
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五月一日は八十八夜、五日は立夏、端午の節句と季節の移り変わりが優雅に流れていたのはちょっと前のこと、予報では30度の地点がある一方では雪の便りもあり、景色も季節の移り変わりも温暖化で予想もできない地球に姿を変えているように思えてなりません そんな中お茶の世界では風炉の季節となりお道具も入れ替えお稽古も半年ぶりに心新たに風炉のお点前をそれぞれ楽しんでいます夏の暑い毎日を前に季節に負けず暑さを楽しんで風炉のお稽古をおもてなしの心遣いをいつも心に重ねていきたいと思います 茶道をやってみたいと思うだけでは何時になっても前へ進みません実行あるだけです ご連絡をお待ちしております
今年の桜は2週間遅れでやっと開花の認定が3月29日気象庁からされました みんなまだかまだかと毎日待ち望んでいました この頃自然現象がいつもと違い気象に何かが起きているようにも思えます 家元主催のゼミが4月あと1回を残すだけになりました 普段のお稽古と違いゼミには家元業体部からご指導のために業体先生が来られてご指導をして頂きますとても緊張いたします 今月のお軸は禅宗の言葉で 第十五代鵬雲齋大宗匠筆 教外別伝不立文字・・きょうげべつでんふりゅうもんじ 意味は 悟りは言葉や文字で伝えられるものでなく修行を積んで師の心から弟子の心へ直接伝えるも のであるという事 その他実技と講義がありました 禅語の勉強は一番苦手でなかなか読んで理解するまでできるのは数少なく勉強不足を痛感致します 日々勉強を積んでいきます