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11月はお茶のお正月と言われてます
今年の夏はとても暑く10月に入っても25度の日が続き、最近中旬を過ぎてようやく天高い秋を感じる日が続いています。
11月といえば、お茶の世界ではお正月と言われています。
5、6月ころ今年の新茶を摘んでお茶を作り、昔はできたお茶を茶壺に入れて封をして熟成し、
11月にその茶壺の封を開けて新茶を楽しんでいたのです。
それで11月に新茶の壺を開けたことで1年のスタートの意味でお正月と言われています。
 今でもその年の新茶をお茶屋さんが古式にのっとってお家元にお届けする「お茶壺道中が行われる」という事です。
お茶に使う、例えばお菓子は銘「猪の子持ち」など子だくさんのイノシシの形容で、縁起の良い季節のお菓子を使こともあります。
とても大切な季節ということです。
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2023/10/30 19:02 | ■日々のこと
長かった夏が秋に
今年は本当に長い夏でした。
ようやく遅ればせながら本当に待ちに待った秋の季節に変わろうとしています。
最近では春と秋が短くなってしまった季節に変わってしまったようです。
10月は中置のお点前をお稽古しますが、中置は小板で、大板で、五行棚で、長板で、お稽古をすることができます。風炉の最後の名残の月です。
11月にはお茶の世界ではお正月とも言われ、炉の季節が始まります。
したがって、10月は最後の風炉のお点前で楽しみます。
茶道では季節をとても大事にしますが、季節の変化はお花とかお着物とか季節のお点前とかいろいろなところで影響が少し出てきそうで心配をしています。
その前に今を楽しみたいと思ってお稽古に励みたいと思います。
最近、お茶を始めたい方がやはり季節でしょうか。思い立った時が始めるチャンスです。
どうぞ、お問い合わせをお待ちしています。


2023/10/01 20:05 | ■日々のこと
風炉の季節来る
お茶のお手前には風炉と炉があります。風炉は5月から10月まで、炉は11月から4月まで
大雑把に言うと夏と冬のお手前といえます。
今年も5月は風炉の準備をいたします。久しぶりにコロナの感染拡大の懸念も治まり、集中して
お稽古に励みたいと思っています。
お道具もいろいろと変わります。心新たに楽しみたいと思っています。
手前の手順を追うことばかりでなく、最も大切なことは席中の人がどれだけお互いに気を配れるかという事です。おもてなしの心が大切です
日頃のお稽古を重ねることでそのような思いやるの心が感じられると素敵です。


2023/05/06 19:27 | ■日々のこと

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