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朝茶事に参加して
六月初めに久々に朝茶事に参加しました。お茶事とはお客様をお招きして懐石料理をふるまい、濃茶、薄茶でおもてなし一日楽しんでもらう会のことです。この会で行われる茶道のお点前を日々お稽古をしているわけです。茶事には暁の茶事、朝茶事、正午の茶事、夜咄の茶事等々があります。茶事の前は、懐石、茶室、お道具、お花などご亭主が準備をしてお客様を迎えます。本来は茶事のテーマを決め今回は「梅雨」でした。そしてお道具を初座の掛物、後座の花入れ、濃茶の道具から炭、懐石、薄茶道具等取り合わせを考えます。会の進行は簡単に言うと待合、寄り付きから席入りすると、懐石料理がふるまわれます。主菓子を頂き、一度寄り付きに出て茶室を改めると再び席入りし濃茶、薄茶を頂きます。その折々にご亭主のもてなしぶりを感じながら、お心遣いに感謝の気持ちで過ごします。従って日々のお稽古はその割り稽古のようなものです。
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2019/06/05 09:27 | ■日々のこと

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